「ＮＥＳからＦＤＳへの一括変換」プログラム説明書

■特長の要約

フリーソフトですが起動はパソファミの編集メニューから行います。

(1)ＮＥＳファイル形式のマッパー２０(ディスクシステム）のNESファイルをＦＤＳファイル形式に変換します。
　　変換の方法は変換されたＦＤＳファイルが新規に作成されることで、既存にあるＮＥＳファイルは削除されません。

(2)変換対象となるＮＥＳファイルのあるフォルダーを指定すると、その配下に含まれる全ての
ＮＥＳファイルからマッパー２０の分だけを抽出して変換対象リストに表示します。

(3)変換後のＦＤＳファイルはＮＥＳファイルのあるフォルダーに拡張子FDSで新規に書き込むか
あるいはＮＥＳファイルとは別の指定したフォルダーに新規に書くか、選択が出来ます。
運用面でＮＥＳファイルと同じ場所が良いのか、あるいはＦＤＳだけまとめた場所に書くかは
運用者の自由です。

(4)変換ボタンを押せば変換が開始されますが、ほんの数秒で２００本近くのＮＥＳファイルが
ＦＤＳファイルに変換されます

(5)変換されたFDSファイルが正常に動作するかどうかの確認は変換リストの該当するファイル行を
ダブルクリックすれば、指定したエミュレータが起動するので、動作を確認できます。

■操作方法

(1)パソファミの試用版をインストール後に　メニューの編集⇒ 「ＮＥＳからＦＤＳへの一括変換」を選びます。(2)「ＮＥＳフォルダー名」の欄に対象となるＮＥＳファイルがあるフォルダー名を入力します
入力方法は次の３通りがあります。
①入力欄に直接手で入力する。
②ファイルエクスプローラからフォルダーをドラッグ＆ドロップする。
③「フォルダー参照」ボタンを押してフォルダーを選択する。

(3)「読込」ボタンを押します。
この操作で選択したフォルダー配下のＮＥＳファイルを選び、更にマッパー２０のディスク
システム分だけを抽出し、下の抽出リストに表示します。
抽出リストのヘダー分をクリックすることにより、その項目の昇順、又は降順に並べ直しが出来ます。

(4)FDSフォルダー名の入力
ＮＥＳのあるフォルダーにＦＤＳを新規に書くのではなく、別の指定したフォルダーに書く場合は
ここにフォルダー名を入力します。
この場合「ＮＥＳと同じフォルダーに書く」のチェックボックスのチェックマークは消しておかないと
入力はできません。

(5)「変換開始」ボタンを押します。
これによりＮＥＳファイルからＦＤＳファイルの変換が行われ、新規にＦＤＳファイルが作られます。
ＮＥＳファイルは読むだけで書き込みや削除は行いません。
抽出リストの各行の左端にあるチェックボックスのチェックマーク分はは変換の対象となるファイルで
あるファイルは変換したくない場合は、このチェックマークを外せば変換の対象にはなりません。

(6)変換状態の確認
　ＦＤＳファイルの作成が終われば下の抽出リストの「処理」欄に「完了」の文字が表示されます。
又、実際にＦＤＳファイルがエミュレータで動作するかどうかの確認が出来ます。
この確認を行う為には確認したい抽出リストのファイルの行をダブルクリックします。
この時、動作するエミュレータは「エミュレータ名」の欄にパスを含めたＥＸＥファイルを
指定しておく必要があります。